仙台三越(仙台市青葉区一番町4、TEL 022-225-7111)が11月29日、2018年の「仙台初売り」で販売する福袋の内容を発表した。
藩政時代から続く仙台の伝統的な正月行事、仙台初売り。商店街の各店が一斉に営業を始め、福袋目当てに前日からの徹夜組や早朝から開店を待つ客が長い行列を作るなど、毎年にぎわいを見せる。
同館では2018年、レディス・メンズ・キッズのファッション、リビング用品・キッチン用品・宝飾品・服飾雑貨・食品など、計5万個の福袋を販売。「外部とのコラボレーション」をキーワードにした体験型福袋やトレンドを意識した福袋も用意する。
営業統括部売出計画マネジャーの関本一史さんは「モノの消費の成熟化が進んでおり、お客さまの関心はコト商品に移行している。そうしたお客さまの関心と初売りの特別感を合わせた福袋を用意した」と話す。「他企業さまとも連携を図り体験型企画の拡充を図った。初売りは夢をご提案する機会だと思っているので、福袋を通じてお客さまの夢をかなえるお手伝いをさせていただければ」と話す。
主な体験型福袋は、女性の美と変身への願望を写真でかなえるという「変身ビューティー福袋」(1万6,200円、1組3人まで、限定5組)、飼い犬を単体または家族と一緒に撮影する「戌(いぬ)年限定 ワンダフル写真福袋」(2万7,000円、限定5組)、市内医療機関とのコラボ企画「人間ドック福袋」(男性8万円、女性9万円、限定各50人)、子ども向けの「仙台うみの杜(もり)水族館×仙台三越 1日飼育員体験福袋」(3万5,100円、1組5人まで、限定4組)、「仙台三越 1日子ども店長体験福袋」(2,018円、限定3人)、「お子さまレポーター体験福袋」(2,018円、限定1人)など。
目玉は、仙台を拠点に活動するシンガー・ソングライターのティーナ・カリーナさんとのコラボ企画「ティーナ・カリーナ×仙台三越 大切な人に想いを伝えよう あなただけのオリジナルソングを作ります福袋」(20万1,800円)。ティーナ・カリーナさんは「プロポーズをする時に恋人に贈る歌、入学や卒業などお子さんの大事な節目にプレゼントする歌、ご両親に大切な思いを伝える歌、ご自身の自伝的な歌なども作れるのでは。皆さんの大切な思いを、私が責任を持っていい曲にしたい」と意欲を見せる。
初売りの営業時間は、2日=8時~18時、3日=10時~19時。