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仙台駅前イービーンズで「エヴァンゲリオン展」 原画や資料1千点超を一堂に

複数のスタッフが従事する制作現場でルックを統一するための設計図として配布される資料を集めた「エヴァンゲリオンの設定」

複数のスタッフが従事する制作現場でルックを統一するための設計図として配布される資料を集めた「エヴァンゲリオンの設定」

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 仙台駅前の商業施設「イービーンズ」(仙台市青葉区中央4、TEL 022-266-2222)9階・杜(もり)のイベントホールで現在、「エヴァンゲリオン展」が開催されている。

原画で観る「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」

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 1995年にテレビシリーズの放映を開始した「新世紀エヴァンゲリオン」。2007年からは長編アニメーション映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズがスタート。第1部「序」、第2部「破」に続き、2012年に公開された第3部「Q」では観客動員380万人、興行収入52億円を超す記録的なヒットとなった。

 総監督・庵野秀明さんと製作会社・カラーが監修する同展は、同作の魅力を解き明かす東北初の作品展。会場内は、「エヴァンゲリオンの歴史」「エヴァンゲリオンができるまで」「エヴァンゲリオンの設定」「原画で観る『エヴァンゲリヲン新劇場版』」の4エリアで構成。「新劇場版」シリーズ最新作を含む生原画や設定資料約300点を一挙に公開するほか、絵コンテやレイアウト、原画や動画など約1000点の資料でアニメーションができるまでの過程を紹介。テレビシリーズのセル画や貞本義行さんが描いた漫画の複製原稿も展示し、「作品の誕生から現在までの歴史をひもとく」という。

 グッズ販売コーナーでは、同展限定グッズや同作関連グッズをはじめ、仙台会場開催記念として「エヴァンゲリオン×伊達政宗公生誕450年×仙台・宮城観光PRキャラクター『むすび丸』」と「EVANGELION STORE発のキャラクター『ゆるしと』×伊達政宗公生誕450年×仙台ご当地武将『伊達政宗』」のコラボグッズ「アクリルキーホルダー」(各730円)、「ピンバッジ」(各900円)なども販売。「レイちゃん石鹸(せっけん)」(600円)や「仙台箪笥(たんす)コースター」(2,000円)など宮城県の特産品とのコラボ商品も取りそろえる(価格は全て税別)。

 同展に合わせて現在、仙台市交通局とのタイアップを実施している。地下鉄仙台駅・国際センター駅・荒井駅の3駅に等身大フィギュア(レイ・アスカ・カヲル)を展示するほか、市営バスと地下鉄東西線の車内ビジョンで、同展で展示する作品画像を掲出。エヴァンゲリオンのポスター12種類で地下鉄東西線1編成をジャックする「車内ジャック」も実施している。

 入場料は、特典付き入場券=1,500円、前売り券=800円、当日券=大人1,100円、中高生800円、小学生500円。開催時間は13時~19時(土曜・日曜・祝日は10時~、最終入場は閉場30分前まで)。10月22日まで(車内ジャックは10日まで)。

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