H&Mジャパン(東京都渋谷区)が5月22日、仙台市太白区の大型商業施設「ザ・モール仙台長町」(仙台市太白区長町7)に「H&Mザ・モール仙台長町店」をオープンすると発表した。オープンは7月上旬を予定する。
スウェーデン発のカジュアルファッションブランド「H&M」は2008年に日本1号店をオープン以降、東京・神奈川・大阪・名古屋・福岡など国内71店舗を展開する。仙台には2012年11月、さくら野百貨店仙台店に東北初出店。ファミリー層を中心に、平日夕方は仕事帰りの20~30代女性、メンズは学生に多く利用されていたが、同施設の運営会社「エマルシェ」が今年2月27日に破産したことを受け、5月24日での閉店を決めた。
H&Mジャパンのルーカス・セイファート社長は「仙台は複数のH&Mストアを展開するポテンシャルのある都市だと考えている。仙台さくら野店が閉店することは残念だが、7月から新たな場所で仙台の皆さんに引き続きH&Mのファッションを楽しんでいただけることをうれしく思う」と話す。
場所は同施設Part 1の2階。1フロア構成で、売り場面積は約900平方メートル。レディース、メンズ、キッズ、アクセサリーを取りそろえるという。