仙台市青葉区の晩翠通にある「海乃家 カドヤ」(仙台市青葉区国分町1、TEL 022-266-4834)で現在、「みやぎサーモン漬け丼」のテークアウト販売が行われている。
養殖ギンザケは宮城県が出荷量全国第1位で、90%以上を占める。生産・流通関係者らでつくる「みやぎ銀ざけ振興協議会」の担当者は「三陸の豊かな自然の中で手間をかけて大事に育てられたギンザケは安心安全で、脂の乗りも格別といわれ、宮城を代表する魚」と胸を張る。
中でも、水揚げの際に「活(い)け締め」「神経締め」と呼ばれる鮮度維持のための処理を施すことで、刺し身で食べられる新鮮さにこだわった生食用のサケを「みやぎサーモン」としてブランド化している。「身にツヤと張りがあり、とろけるような食感と甘い食味が特徴」(同)という。
同振興協議会が「みやぎサーモンをより多くの皆さまに味わっていただきたい」と、旬の時期に合わせ4月24日から同店の一角で始めたテークアウト販売。しょうゆベースの調味料に漬け込んだみやぎサーモンを酢飯の上にのせた「みやぎサーモン漬け丼」(500円)をランチ時に提供する。1日30食限定。主に近隣の会社員が買い求めている。
営業時間は11時30分~13時30分(なくなり次第終了)。土曜・日曜・祝日定休。7月31日まで。