仙台三越で「大黄金展」 黄金のライオン像、純金茶器でのワンコイン茶席も

入り口で出迎える黄金の「三越のライオン像」

入り口で出迎える黄金の「三越のライオン像」

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 仙台三越(仙台市青葉区一番町4、TEL 022-225-7111)本館7階ホールで4月12日、金製品の展示・販売会「大黄金展」が始まった。

純金の茶器で提供される金粉入り抹茶

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 同館では約6年ぶりとなる同展。おりんや仏像など金製品で人気の仏具をはじめ、干支(えと)やキャラクターなどをモチーフにした置物、食器や額、大判小判など1000点以上、総額約40億円の商品を展示・販売。4,287万6,000円の24金製サッカーボールや3,888万円の24金製ラグビーボールから、金箔(きんぱく)の入った七味やふりかけなど手頃な価格の商品も販売する。

 会場入り口では、高さ130センチ・幅約105センチ・全長約270センチの黄金の「三越のライオン像」を特別展示。日本橋三越本店・本館正面玄関にあるライオン像を実物大で、金箔約3000枚を使って表現したという。

 会場内には513万円の純金の茶器で抹茶を提供する「黄金のお茶席」も設ける。金粉入りの抹茶と和菓子店「賣茶翁(ばいさおう)」(春日町)の干菓子付きで、料金は一服500円。提供時間は11時~18時(最終日は17時まで)。

 同展担当者は「現在、金の価格はインフレや通貨不安などの理由により上がってきている。過去40年程度の金相場も、1980年に1グラム5,000円台まで上がり最高値を記録したが、その後下落し、ここ最近はまた4,000円台まで上がってきている」と説明する。「金は時代や国をまたいでも、永遠不変の資産価値があるもの。現在、増税やゼロ金利などの社会情勢を受け、全国的にも注目されており、高年齢の方を中心に資産継承として購入される方が増えてきている」とも。

 開催時間は10時~19時(最終日は18時まで)。今月18日まで。

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