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仙台・市民広場で「三陸オイスターフェスティバル」 7つの浜のカキ食べ比べも

過去の「三陸オイスターフェスティバル」で行われた「牡蠣むき選手権」の様子

過去の「三陸オイスターフェスティバル」で行われた「牡蠣むき選手権」の様子

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 仙台市青葉区の勾当台公園市民広場で3月25日・26日、「三陸オイスターフェスティバル2017 in 仙台」が開かれる。

三陸で水揚げされるカキ

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 三陸のカキのおいしさと正しい情報、食の安全・安心を発信し、販路拡大することを目的とする同イベント。2013年と2015年に石巻で行い、今回はより大きな訴求効果を狙い会場を仙台へ移す。

 同イベント実行委員会事務局担当者は「一般的にカキの旬は冬と認識されている方が多いが、三陸では春から初夏に栄養をたっぷり蓄えたカキが採れ旬を迎える。冬とは一味違った初夏のカキのおいしさをまだ体験したことのない県内外の方々に広めたい」と話す。

 会場には、カキを使った定番メニューやアレンジメニューなどを提供する約40店舗の飲食ブースを用意。唐桑・雄勝・万石浦・東松島など三陸の7つの浜のカキを蒸し焼きで食べ比べできる「かき小屋」(45分間食べ放題、1人=2,000円、小学生1人=1,000円、幼児無料)も設ける。

 ステージでは、カキむきの速さや仕上がり状態のきれいさを競う「牡蠣(かき)むき選手権」、奥州・仙台おもてなし集団「伊達(だて)武将隊」の演舞、石巻市雄勝町「伊達の黒船太鼓」の演奏、仙台在住アーティストらによるライブなどを展開する。

 同事務局では2日間で延べ3万人の来場を目指す。同担当者は「世界のカキの50%以上が宮城の種カキの遺伝子を持つと言われている。世界に認められる三陸産カキの魅力を伝え、消費拡大を促し、三陸水産業の復興促進につなげられれば」と期待を寄せる。

 開催時間は25日=11時~19日、26日=11時~18時。

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