仙台の冬の風物詩「SENDAI光のページェント」が12月9日に開幕し、定禅寺通に光の回廊が現れた。
1986(昭和61)年に初開催され、今年で31回目を迎える同イベント。毎年、市民をはじめ観光客などでにぎわいを見せ、昨年は期間中約301万人が来場した。
昨年に続いて今年も「未来へつなげる愛の光!」をテーマに掲げ、定禅寺通(東二番丁通~市民会館前)約700メートルのケヤキ160本に、電球色で温かみのある色合いのSENDAI光のページェント用LED「仙台カラー」の電球60万個が点灯。今年は280万人の人出を見込む。
実行委員長の石垣光一朗さんは「ページェントの優しい光で、大切な人をいとおしく思う気持ち、生まれ育ち、そして生かされている街を大切に思う気持ちを感じ、自然と笑顔が生まれ優しい気持ちになるような光のページェントを実施していきたい」と話す。
期間中、定禅寺通国分町交差点に登場する「光の歩道」、サンタクロースやトナカイに扮(ふん)した市民が定禅寺通をパレードする「サンタの森の物語」、屋外アイススケートリンク「Sendai Winter Park ~スターライトリンク~」などの関連イベントも開く。
スタンディングバー形式の「YEBISU BAR(ヱビスバー)」や、「KIRIN一番搾りキッチン」、大型テント席を用意する「クリスマスマーケット」など、期間限定(25日まで)の飲食ブースも登場する。
点灯時間は17時30分~22時(金曜・木曜・22日は23時まで、最終日は24時まで)。18時~20時の1時間置きに、1分間消灯した後に再点灯する「スターライト・ウインク」を実施する。今月31日まで。