東急ハンズ(東京都新宿区)は2月9日、「東急ハンズ仙台店」(仙台市青葉区中央1)の概要を発表した。出店場所はJR仙台駅の駅ビル「エスパル仙台」の新館「東館」4階で、開業日は3月18日。
1976(昭和51)年11月、神奈川に1号店となる藤沢店(2006年12月閉店)をオープンした東急ハンズ。現在、北海道、東京、神奈川、名古屋、大阪、京都、広島、福岡、沖縄など全国に40店舗(FC6店舗、海外2店舗含む)を展開する。
2011年から仙台市内で期間限定店舗「東急ハンズトラックマーケット」を出店し、地元客から好評を得たことから直営形態での東北初出店を決めた。JR仙台駅直結のアクセスの良さを生かし、「通勤・通学帰りの地元のお客さまや県外からお越しのお客さまに気軽にお立ち寄りいただける店づくりを目指していく」(同社担当者)という。
店舗面積は約2100平方メートル。ストアコンセプトは、「Sendai GREEN Live-Rally(センダイ グリーン ライブラリー)」。「東急ハンズのシンボルカラーである『GREEN』と杜の都のシンボルである『GREEN』を共有し、新しい暮らし『Live』を東急ハンズが提案し、生活をつなげる『Rally』となることを表している。生活をより豊かにできるような商品提案を行っていく」という。
取り扱いアイテム数は約4万2000SKU(最小在庫単位)で、うち店舗独自アイテムは約80SKU。ハウスウエア(キッチン・バス・トイレ・クリーン・ランドリー用品など)、ヘルス&ビューティー、ステーショナリーがメーンで全体の約6割。バッグ&トラベル、インテリア、バラエティーなども取りそろえるほか、「for gathering」や「on the table」など既存の店舗で人気のコーナーも用意する。
仙台店独自コーナー「やっぱりトウホク ALL IN ALL HANDS&TOUHOKU」も展開する。東北6県の魅力的な技術力や伝統・素材、東急ハンズの視点で見つけた「イイネの種」を紹介。「東急ハンズが日本全国へ向けて東北の『イイネの種』をまく応援団になり、東北6県の魅力的な技術力や伝統・素材を再発見いただく場」になるという。
営業時間は10時~21時。