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仙台・藤崎で「漫画家による仏の世界展」 赤塚不二夫さん、浦沢直樹さんら60点

漫画家60人がそれぞれ独特のタッチで手掛けた仏画が並ぶ会場の様子

漫画家60人がそれぞれ独特のタッチで手掛けた仏画が並ぶ会場の様子

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 仙台の百貨店「藤崎」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-261-5111)本館7階催事場・本館8階グリーンルームで1月28日、展覧会「漫画家による仏の世界展」が始まった。

ギャラリーショップでは展示作品のポストカードを販売

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 漫画家による東日本大震災支援の一環として企画された同展。2014年3月の京都・東寺を皮切りに、東京・長野・熊本・沖縄・鳥取・兵庫の寺院や記念館、ギャラリーなど11カ所を巡回し、宮城県内では昨年7月の登米市「石ノ森章太郎ふるさと記念館」に続く2カ所目の開催となる。

 「漫画家先生の中には、キャンパスに描く前にみそぎや座禅をして今回の作画に臨んだ方もいらっしゃる」と同展実行委員会代表の小川丈司さん。弁財天や千手観音、十一面観音、大仏など、漫画家60人が独自のタッチで描いた個性的な作品が並ぶ。

 主な作品は以下の通り。赤塚不二夫さん「レレレ千手観音」、いがらしゆみこさん「如意輪観音」、浦沢直樹さん「わらし地蔵」、江口寿史さん「私訳魚籃観音之図」、小島功さん「弁財天立像」、さいとうたかをさん「護留護天(ゴルゴテン)」、ちばてつやさん「弁財天」、手塚治虫さん「ブッダ」、本宮ひろ志さん「仁王丸・曼荼羅図」、モンキー・パンチさん「コスプレ不動明女人像」など。

 「漫画家先生に自由に描いてもらった作品なので、肩肘張らずに自由に見ていただきたい」と小川さん。「それぞれの絵に対する思いやコメントも添えられているので、ぜひ読んでいただければ」とも。

 会場にはギャラリーショップも併設。ポストカード(200円)、クリアファイル(350円)、キーホルダー(600円~)、トートバッグ(700円)、図録(2,000円)、複製原画(9,800円~)などを販売する。

 開催時間は10時~19時30分(最終日は16時閉場、入場は30分前まで)。入場料は、一般・大学生・高校生=800円、小・中学生=500円、幼児以下無料。2月2日まで。

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