仙台エアポートサービス(名取市)は現在、2016年版の仙台空港オリジナルカレンダーに使用する画像を募集している。
仙台空港の現状を伝える情報発信や空港への興味喚起などを目的に、「採用された作品を通じて震災から立ち直った仙台空港の今を多くの方々に伝えたい」と2014年版から募集を行っている同カレンダー。2015年版には県内外から約350点の作品の応募が寄せられ、表紙を含む13作品が採用された。
仙台空港旅客ターミナルビルやその周辺で離発着する航空機を主体に撮影した作品で、撮影者や第三者の写り込みがないことが条件。「就航する定期便の画像を通して、復興した仙台空港の四季折々の表情を感じ取れる作品に期待したい」と同企画担当者。
採用希望の季節(春・夏・秋・冬)の指定とタイトルの明記が必要。採用作品(12点)は1~12月用の画像に使われ、採用された作品の応募者には同社直営売店や仙台空港内の店舗で利用できる1万円分の商品券を贈る。
「たくさんの方に応募いただければ」と同担当者。「全国の他空港にはない取り組みなので、他空港でも同企画が広まればうれしい」とも。応募締め切りは7月31日。