仙台市青葉区のTICビル(仙台市青葉区一番町4)で3月21日、「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」が始まった。
同展は、共同で創造する「共創(きょうそう)」体験を学ぶ知育空間イベント。2001年に東京大学大学院の学生を中心に創業し、プログラマー、エンジニア、数学者、建築家、CGアニメーター、デザイナー、絵師などのスペシャリストで構成される「チームラボ」(東京都文京区)が、企画・制作を手掛ける。
「子どもたちが同じ空間で自由に体を動かし、互いに影響を与えながら共同的で創造的でアートな体験を楽しむ。そのような体験を通して、共同で創造していくことのできる人間になってもらいたい」という願いが込められたという同展。2013年の沖縄を皮切りに、これまで国内外30カ所以上で開催し、東北では今回が初めてとなる。
会場内では、最新のデジタルテクノロジーを使った7つの体験型インタラクティブ作品を展示。紙に描いた魚が泳ぎ出す「お絵かき水族館」、丸や三角や四角の上を歩くと音や絵が出る「天才ケンケンパ」、上から落ちてくるスクリーン上の象形文字にタッチすると、その文字が意味するイメージに姿を変えて物語が創られる「まだかみさまがいたるところにいたころのものがたり」、ボールを転がすことで色や音楽が変化する「光のボールでオーケストラ」など。
開催時間は9時30分~17時30分(入場は閉場30分前まで)。料金は、一般(中学生以上)=1,300円、小学生以下=800円、2歳以下無料。5月10日まで。