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地域の新たな発見を伝え続けて-「せんだいタウン情報」創刊40周年

40年前の1975年3月に発行された「せんだいタウン情報」創刊号。当時の価格は100円だった

40年前の1975年3月に発行された「せんだいタウン情報」創刊号。当時の価格は100円だった

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 仙台の出版社プレスアート(仙台市若林区土樋)が手掛ける「せんだいタウン情報 S-style」が3月25日発行号で創刊40周年を迎える。

「せんだいタウン情報 S-style」40周年記念号

 1975(昭和50)年3月25日に創刊した「せんだいタウン情報」。流行や読者ニーズに合わせ、誌面デザインやコンテンツ、サイズや発行サイクルを変えながら歴史を重ね、2005年1月号から「“今”がわかる仙台ライフマガジン」をキャッチフレーズに現誌名・コンセプトに変更。20代半ば~30代半ばの男女をコアターゲットに据える。発行部数は6万部。

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 「ここまで支えてくださった、その時代時代の読者、今も読んでくださっている皆さま、そして制作に携わってきたスタッフ、全ての方に感謝の気持ちでいっぱい」と同誌の佐藤和幸編集長。「姿形は変わろうとも、街の情報を集めて編集して伝えるスタンスは変わらない。ただ同じことを繰り返すのではなく、テーマ・切り口・見せ方など、どんどん新しいものを取り込んで形作っていきたい」と先を見据える。

 40周年記念号では、同社編集部が「自信を持って薦める」注目のランチスポットとメニューを紹介する「これぞ、テッパン!最新ランチ100軒!!」、花見ついでに寄りたいスイーツ・和菓子を紹介する「お花見とおやつ」、40周年を記念したプレゼント企画などを用意した。価格は360円。

 同誌を通して仙台の街の変化を見てきた佐藤編集長。「特に地下鉄南北線開業後の中心部の発展については目覚ましいものがあり、発信のタイミングが間に合わないほどだった。最近では、仙台駅東口、X橋付近の変貌には驚かされる」という。一方で、「昔ながらの景色が街の発展とともに、あっという間に失われてしまうことに対しては寂しい気分にさせられる」とも。

 そうした中、古くから商売を営む店への取材で、昭和の仙台の風景写真や、さらに古い時代の話に触れる機会もあるという。「仙台の街の情報を扱う仕事をさせていただきながらも、まだまだ知らないことがあり、そして発見がある。そんな情報を、誌面を通して読者の皆さんにお伝えし続けるのが地元のタウン誌の使命」と意気込みを新たにする。

 6月5日には、40周年記念誌も発行。「せんだいタウン情報」を通して1970年代半ばからの仙台を振り返る内容で、各年のプレーバックをはじめ、巻頭特集「40年で変わったもの、変わらないもの ~あの人、あの場所、あのメニュー~」、各時代にゆかりのある人へのインタビュー、復刻企画「山猫新聞」や「仙台なんでもQ&A」などを予定。同誌創刊当初と同じB5判サイズで、価格は未定。

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