仙台の稲荷小路と虎屋横丁で10月8日、恒例のグルメイベント「イナトラほろ酔いスタンプラリー」が行われる。
定禅寺通と広瀬通を結ぶ稲荷小路と、一番町四丁目商店街と国分町通を結ぶ虎屋横丁を合わせ、「イナトラ」と称される同エリア。地域活性と飲食店の集客向上を目的に、2003年から毎年同時期に同イベントを行っている。例年1500人前後が参加し、参加者の年代は20~70代以上と幅広い。
今年は、和食・居酒屋・すし・牛たん・焼き肉・焼き鳥・中華・ラーメン・洋食・ダイニングバー・スナック・酒店・薬局など101店舗を4ブロックに分けて実施。参加者は当日受付で渡されるスタンプ台紙を兼ねた「ほろ酔い手形」を手に、1店舗30分程度で各ブロック1店ずつ、計4店舗を「ハシゴ」する仕組み。一部の店ではテークアウトにも対応。4店分のスタンプを集めると、共通食事券などを進呈する抽選会に参加できる。
「イナトラの良さを1人でも多くの方に知ってもらうきっかけになれば」と同イベント実行委員会担当者。「食べて飲んで楽しんで、お気に入りの店に出合ってもらいたい」と呼び掛ける。
開催時間は18時~21時30分。料金は前売り券=4,000円、当日券=4,300円。東日本大震災チャリティーとして、チケット1枚につき100円が「東日本大震災みやぎこども育英基金」に寄付される。