宮城県名取市の「イオンモール名取エアリ」(名取市増田関下)にあるアミューズメント施設「ナムコランドBASE765」で12月16日、クレーンゲーム名人日本一を決める「第3回クレーンゲーム選手権」宮城県大会が開催された。
主催は「AOU(全日本アミューズメント施設営業者協会連合会)」(東京都千代田区)。「普段、あまりゲーム場にいらっしゃらない方にも足を運んでもらうために、初心者でも参加できるイベント」(担当者)として、2年前から開催している。
大会公式ルールは1台のクレーンゲームで2人が左右に分かれて対戦し、3分間で大会専用景品「PIYO CHAN」を多く取ったほうが勝ちとなるもの。今年は11月23日の「ゲームの日」に全国約700店舗でオープン大会が行われ、宮城県内の店舗を勝ち抜いた11人がこの日の大会に進出した。
出場者は筐体の横に回り込んでクレーンの動きを細かく確認したり、正面だけを見て黙々と操作を続けたりと、独自のプレースタイルで景品を次々と獲得。日曜の午後ということもあって会場にはたくさんの家族連れが集まり、真剣勝負の様子を見守った。父親の対戦中に、娘が後ろでエールを送る姿も。
3分間で6個を獲得した優勝者以下上位4人は、2008年1月20日に仙台市内で開催される東北地区大会への出場権を獲得。2月16日には、千葉県幕張市の幕張メッセで行われる「AOUエキスポ」で全国大会が開催される予定。