仙台のクリエーターを発掘するウェブサイト「-logue」公開

「仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム」が公開したウェブサイト「-logue」のトップページ

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 仙台市と地元企業や教育機関などからなる組織「仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム」は11月26日、サイト「-logue」をオープンした。

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 同コンソーシアムは、クリエーティブ産業と異分野との連携・融合による新たな産業創出を目指して2007年2月に設立された任意団体。「仙台ブランディング研究会~地球環境と地域の未来を考える~」「都市体験の魅力向上に向けた公共交通空間のデザイン研究会」「仙台市における映画制作環境整備のための研究会」など7つの研究会が発足し、活動を続けている。

 この日オープンした「-logue」は研究会の1つ、「クリエーター活動の紹介と交流、これらの持続的モデルの研究」(Portal Project)の活動記録を公開するウェブサイト。仙台に拠点を置くさまざまな分野のクリエーターを取り上げ、その活動内容を紹介しながらクリエーティブの源泉を探る「interview」と、デザインやセンスの力で大手資本によらない活動を可能としている県外の人々を招き、仙台で実現可能なアイデアを研究する「case study」で構成され、いずれかのコンテンツが毎日更新される予定。

 同サイト責任者の一人、映像プロダクションWOWのアートディレクター・鹿野護さんは「仙台に在住する面白い人たちが毎週登場して、そのつながりがどんどん生まれていくのだと想起させるような取り組みにしていきたい。仙台のクリエーターを知る玄関口として、まずはここを見てくださいと言えるようになるとすごいのでは」と話す。

 同じくせんだいメディアテーク学芸員の小川直人さんは「ここではクリエーター個人の表現というだけではなく、社会との関わりや何らかのフィードバックがある創作活動をクリエーティブととらえ、仙台における現状を探る。それが明らかになったときに、どういう刺激を私たちが受けるのかということが楽しみでもある」という。

仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム、事業計画を承認(仙台経済新聞)クリエーティブ産業の連携と融合を目指してディスカッション(仙台経済新聞)仙台で創造産業クラスター形成を目指してコンソーシアム設立(仙台経済新聞)-logue仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム

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