仙台の百貨店「藤崎」本館（仙台市青葉区一番町3、TEL022-261-5111）7階催事場に6月13日、「お中元ギフトセンター」が開設された。

開店前に行われた中元商戦キックオフイベント

　同店では毎年、中元・歳暮の時期に合わせてギフトセンターを開設。今年は「＆Heart あしたにかがやく～響きあう夏に～」をテーマに、酒・コーヒー・ジュース・肉加工品・魚加工品・米・フルーツ・菓子・乾麺など1555点を用意した。「地元の名産品は震災前後にかかわらず利用客のシェアが高い」（同社広報担当者）ことから、仙台・宮城・東北の名産品も取りそろえる。

　中でも同店「おすすめ」は商品を組み合わせて贈るオリジナルギフトセット。「笹かまぼこ」「牛たん」「仙台駄菓子」「蔵王チーズ」など仙台の名産品25種類の中から選ぶ「仙台小箱」、米や銘菓・麺類など東北6県の名産品から選ぶ「みちのく小箱」（以上、3段=3,990円、5段＝5,985円）、宮城の地酒2種と名産品2種類を組み合わせる「仙台ゆらり」（4,935円）などを用意する。

　オープン初日には、東京エレクトロンホール宮城（仙台市青葉区国分町3）で現在上演中の劇団四季ミュージカル「キャッツ」に登場する「スキンブルシャンクス（鉄道猫）」（俳優＝劉昌明さん）が、「招き猫」として来店。朝礼で従業員を激励した後、客の出迎えや購入者への粗品進呈などを行い、中元商戦を勢い付けた。

　今期の中元売上目標は13億円。購入者の中心は40～50代で、近年は若い夫婦の利用者も増えているという。同担当者は「贈る方が楽しみながら選べて、贈られた方が笑顔になれる。そんなギフトをたくさんご用意しているので、ぜひご利用いただければ」と呼び掛ける。

　営業時間は10時～19時（最終日は17時まで）。8月5日まで。申し込み期間は商品により異なる。