仙台市内の複数のギャラリーやアートスペースで5月21日、美術展「せんだい21アンデパンダン展 2013」が始まった。
昨年「2012年・ゼロ・アートプロジェクト」関連企画として初開催され、2回目となる同展。プロ・アマ問わず誰でも無審査で自由に出展できるのが特徴。「自由と独立を意味する『independants』を冠した無審査の美術展。昨年同様、市内のギャラリースペースが協力・連携し、継続開催する運びになった」(同イベント実行委員会担当者)。
会場は、「アートルーム エノマ」(仙台市青葉区一番町1)、「ギャラリーエチゴ」(青葉区双葉ヶ丘1)、「ギャラリー&アトリエ ターンアラウンド」(青葉区大手町)、「SARP 仙台アーティストランプレイス」(青葉区錦町1)、「中本誠司現代美術館」(青葉区東勝山2)、「ギャラリーチフリグリ」(宮城野区五輪1)の6施設。
今回は県内外から120人以上が参加。各会場では、油彩・水彩・写真・ミクストメディアなどの平面作品や、布や羊毛、流木・鉄などを使った立体作品を展示。「ジャンル・趣向・年齢・経歴・主張・価値観など、あらゆる垣根を越えた表現の場であることを目指す」という。
26日(11時~18時45分)には、定禅寺通グリーンベルトを会場にパフォーマンスも予定。10組の参加者が、詩のリーディングや朗読芝居、音楽ライブやファッションショーなどを披露する。
「誰にでも等しく開かれた場から生まれる、新しい時代の表現をぜひ目撃してほしい」と同担当者。「来年以降も続けていきたいと考えているので、ぜひたくさんの方に参加してもらえれば」と呼び掛ける。
開廊時間・定休日は各ギャラリーにより異なる。6月2日まで。