仙台市内で12月16日、「伊達政宗戦国歴史検定」が初めて実施される。企画・運営は日本出版販売(東京都千代田区)。
2008年の「坂本龍馬 幕末歴史検定」開催以降、「新選組検定」「薩長幕末歴史検定」「会津幕末歴史検定」と、幕末の歴史をテーマにした検定を数多く展開してきた同社。今回、戦国時代の歴史を問う「戦国歴史検定」シリーズの立ち上げに伴い、「戦国ファンに人気のある武将として伊達政宗公を選んだ」(同社担当者)という。
「伊達政宗と彼の生きた時代を学び、その実像をより多くの方により深く知ること」を目的に行い、「伊達政宗に興味を持ち、彼の生きた時代やその人物に興味を持ち始めた初級者」向けの3級と、「伊達家周辺の出来事・人物についてより広い時代の知識を持つ中級者」向けの2級を設定。4者択一のマークシート形式で、3級は80問中50問以上、2級は60問以上正解で合格となる。
仙台のほか東京・大阪にも会場を用意するが、他の検定に比べて地元からの申し込みが多く「仙台の皆さまの政宗公に対する愛を強く感じている」と同担当者。「戦国時代の歴史に詳しい方、自信のある方はもちろん、政宗公の逸話やゲーム・ドラマなどでの描かれ方で興味を持った方にもぜひ受けていただきたい。全国で一番の盛り上がり、合格者数を目指して、奮って参加いただければ」と呼び掛ける。
仙台会場は仙台駅付近を予定。受験料は、3級=4,700円、2級=5,600円、3級・2級併願=9,600円。申し込み締め切りは、インターネット=12月2日、郵便振込票=11月25日。