日本レストランエンタプライズ(NRE)仙台営業支店(仙台市青葉区中央1)は7月27日から、JR仙台駅の弁当売店と東北新幹線の車内で期間限定商品「みちのく大輪夢花火弁当」と「仙台牛ぎゅう詰め弁当」を販売している。
2つの弁当は今年2月~4月に募集した「みやぎOrara(おらら)駅弁コンテスト」の受賞作。「おらら」は仙台弁で「私たち」の意味で、2回目となった今回は「夏をイメージした郷土の弁当」を募集。県内や秋田県、山形県から74作品の応募があった。
グランプリ受賞作「みちのく大輪夢花火弁当」は、三陸産いくらや宮城県産の銀鮭、秋保三角揚げ、穴子、ほっき、牛たんなど県内の海の幸・山の幸を盛り込んだ5種類ののり巻きで、夜空に打ちあがった花火をイメージ。「華やかな見た目、ネーミングと巻き寿司に表された季節感、ご当地食材を用いた郷土性で高得点をマークした」(同社)という。価格は900円。
準グランプリ受賞作「仙台牛ぎゅう詰め弁当」は宮城県産ひとめぼれに仙台牛のすき焼きと牛たん焼きを乗せ、しそ巻きと南蛮みそをあわせたもの。「ご当地食材を用いた郷土性、仙台牛と牛たんが同時に味わえるユニークさ、夏には不可欠のスタミナが感じられる点」(同社)で評価を得た。価格は1,000円。
同社担当者は「全国でも名高い『駅弁王国』の仙台駅にいらした際は、宮城ならではの食材を使った『Orara駅弁』をぜひお楽しみいただきたい」と話している。販売期間は10月31日まで。