仙台・一番町四丁目商店街の「ナムコランド仙台一番町店」(仙台市青葉区一番町4)で1月17日、「太鼓の達人 日本一決定戦2010 ~最強の達人は君だ!~」予選大会が開催された。
「太鼓の達人」は和太鼓をモチーフにしたリズムゲーム。画面に表示される音符に合わせてバチで太鼓の面やふちをたたいて演奏し得点を競う。アーケードゲームとして2001年2月に登場し、現在までシリーズ13作を数えるほか、Wiiやプレイステーション2など家庭用ゲーム機にも移植。20~30代を中心に、子どもから大人まで幅広い層から人気を集める。
大会は、同ゲームの日本一の「達人」を決めるもので、プレーヤー参加の全国大会としては初。今月9日から順次、全国100店舗で予選大会が開かれ、各上位2人がエリア大会へ進出。さらに東京・台場のフジテレビでエリア大会の勝者による決勝大会が行われ、同局の深夜番組「キャンパスナイトフジ」で放映予定。
仙台一番町店での予選大会には、10~20代前半の11人が参加。いずれも難易度の高い課題曲が用意されたが、「100万点越え」の高スコアを出す出場者が続出。1打の出来が勝敗を左右する接戦となった。エリア大会の切符を手に入れたのは、最高得点105万2,600点をたたき出した「えずもり」さんと、105万940点を出した「るびぃ~」さん。参加者の「バチさばき」に目を奪われていた利用客からも大きな拍手が寄せられた。
同社広報担当者は「今回が初めての全国大会となるので当社としても楽しみ。『達人』レベルの方々によるハイレベルな戦いが予想されるが、ぜひ多くの方に出場していただき、練習の成果を披露してもらえれば」と話す。
県内ではこの後、今月23日に同利府店(利府町)、31日に同BASE765(名取市)で予選大会を実施する。参加無料。各店先着20人まで。