仙台の商業施設でラジコンレース「タミヤグランプリ」-203人が熱戦

仙台ヒルサイドショップ&アウトレットの駐車場に特設されたコースで熱いレースを繰り広げる参加者たち

仙台ヒルサイドショップ&アウトレットの駐車場に特設されたコースで熱いレースを繰り広げる参加者たち

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 仙台市青葉区の仙台ヒルサイドショップ&アウトレット(仙台市青葉区錦ヶ丘1)駐車場で9月13日、「タミヤグランプリ全日本選手権 宮城大会」が行われた。

車検を終えレースを待つラジコンカー

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 同大会はプラモデルやラジコン、ミニ四駆などの製造・販売などを手がけるタミヤ(静岡県静岡市)が主催するラジコンカーのレースイベント。18回目を迎える今年は7月の富山大会を皮切りに、東京、関西、北海道、四国、九州など全国16会場で順次開催されている。

 今回の宮城大会では、初心者向けの「ビギナーズ」や小中学生の部の「ジュニア」のほか、「バギー・ヨンク」「峠09」「F104ワンメイク」「ミニスポーツ09」の全6クラスでレースを開催。東北各地から203人が出場した。参加者層は1980年代のラジコンブームを経験した20~30代の男性を中心に5歳~52歳と幅広く、小学生も約20人が参加。「最近、デジタルからアナログな遊びへの回帰もあり、子どもたちの間でじわじわとラジコンがブームになってきている」(同社営業部の笠井真弘さん)という。

 曇り空と晴れ間が交互に現れ、時折強風も吹くサーキットコンディションの中、参加者たちは気温や天候状態に合わせたセッティングを施しレースに出場。駐車場に設けられた全長約120メートルの特設コースで、日ごろの練習の成果を試した。参加者の家族のほか、施設の買い物客らも足を止めて白熱したレースを見守り、チェッカーフラッグが振られると大きな拍手も起こった。

 笠井さんは「ラジコンレースは年齢差があっても同じ土俵で戦うことができ、勝つことができるのが面白いところ。また、最高峰の技術が凝縮され、メカニックからドライビングまで本物のカーレースを疑似体験ができるのも魅力。来年もたくさんの方々に参加していただき、ラジコンカーの楽しさを広めていければ」と話す。

 各地の全日本選手権優勝者と海外の代表選手による「ワールドチャンピオン決定戦」は11月21日・21日、ツインメッセ静岡(静岡県静岡市)で開催予定。

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