仙台でセミナーイベント「CSS Niteビギナーズ」-地元クリエーターも登壇

東北電子専門学校・視聴覚ホールで開催された「CSS Niteビギナーズ仙台版」。100人を超える参加者が熱心に耳を傾けていた

東北電子専門学校・視聴覚ホールで開催された「CSS Niteビギナーズ仙台版」。100人を超える参加者が熱心に耳を傾けていた

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 東北電子専門学校(仙台市青葉区花京院1)で1月10日、ウェブクリエーターの技術向上を目指すセミナーイベント「CSS Niteビギナーズ仙台版」が開催された。

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 「CSS Nite」はこれまで全国各地で83回の関連イベントが行われ、のべ14,380人を動員。仙台で3回目の開催となる今回はCSS(Cascading Style Sheets)によるウェブ制作の初級者を対象に行われ、県内や近県のウェブクリエーターら105人が参加した。

 セミナーでは東京から招いたゲスト2人に加え、地元のウェブクリエーターが講師として出演。ブルーベック(若林区)の佐藤裕さん、エフスタジオ(宮城野区)の齋藤永基さん、マジカルリミックス(青葉区)の赤間公太郎さん、イートス(青葉区)の齋藤亜紀さんの4人が壇上に上がり、やや緊張した面持ちで講義を行った。終了後、同実行委員長でもある佐藤さんは「これまで準備してきたものを出し切り、心地よい疲れがあった。初心者向けのイベントとはいえ、中級者の方にもさまざまな『気づき』を得てもらうことができたのでは」と話した。

 同イベントを主宰するスイッチ(東京都足立区)の鷹野雅弘さんは「わかっているつもりでもしゃべってみるとあやふやなことが多く、一番の勉強になる。また、ルーチンワークになりがちな日々の業務を新鮮な目で見ることもできる」と、講師になることのメリットを挙げる。4人の講師ぶりについても高く評価し、「回数を重ねるごとに現地スピーカーの比率を上げたいと考えており、今回の仙台のスタイルはエポックメーキングだった。地方のスピーカーが(ゲスト講師と)遜色(そんしょく)ないプレゼンテーションを行うことは、参加者にとってインパクトが高かったのでは」と振り返る。

 今後の展開については、「ただ参加して終わりではなく、『自分にもしゃべれるかも』と思ってもらえれば。得意分野を打ち出して所属する組織や自分をアピールし、仕事でも連携が取れるようになると面白いはず」(鷹野さん)と期待を寄せる。佐藤さんは「次回の開催に向けた準備と並行して、『dachas(Development And Challenge Sendai)』という名称で定期的な勉強会も開催していきたい」と意欲をみせる。

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