手作り雑貨とカフェの複合店「みんなのお店」に焼き菓子店-夫婦が開く

3店が同居する「みんなのお店(仮)」。店内奥にある「メリーズカフェ」のスペース

3店が同居する「みんなのお店(仮)」。店内奥にある「メリーズカフェ」のスペース

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 仙台市青葉区のカフェとショップが同居する「みんなのお店(仮)」(仙台市青葉区宮町2、TEL 022-266-1755)に1月10日、新たに焼き菓子店「Sweets Spice Asano(スイーツ スパイス アサノ)」が店を開いた。

雑貨や焼き菓子が並ぶ販売スペース

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 同所は、伊藤恵さんが2005年10月に手作り雑貨ショップ「OPEN SESAME(オープンセサミ)」としてオープン。雑貨販売のほか、トールペイントやパッチワークの教室を開いていたが、店内の改装を機に友人のみわりかさんに店内の一部を提供。昨年12月11日にみわさんが運営する「Merry's Cafe(メリーズカフェ)」を加えてリニューアルオープン。さらに1月10日、浅野学さん・みどりさん夫婦が焼き菓子店「スイーツ スパイス アサノ」を開いたことで、「焼き菓子、手作り雑貨、カフェの3つが一緒に楽しめる店」(伊藤さん)になった。

 店舗面積は約18坪。店内は、白と木目を基調としたカントリー調の優しい雰囲気で、入り口側に販売スペース、奥にカフェスペースを設ける。席数は18席。「みんなのお店」というのは仮の名前で、伊藤さんは「まだこの空間全体の名前がないので、そのうちポッと名前を決めようと思っている」と笑う。

 新たにオープンした「スイーツ スパイス アサノ」では、「四季を感じ、旬を口にする喜びを大切にした」(浅野さん)月替わりの焼き菓子を常時15種類ほど提供。1月のメニューは、シフォンケーキの「ほうじ茶」「ゆず」「ぬれあずき」「ペッパーベーコン」「バニラ」(各200円~)のほか、マフィン、アメリカンビスケット、パフクッキー、ビスコッティーなど。みどりさんの出身地・長野県の名物「信州おやき」(130円)も販売する。「体に優しい素材を使っているので、小さなお子さんからお年寄りまでたくさんの方に食べてほしい」と浅野さん。

 オープンセサミでは手作りのパッチワーク小物やバック、小物入れ、リース、レターセットなどを200円台から販売。メリーズカフェでは、「カレーライス」「豚汁とおにぎりセット」「ホットサンド」(各390円)など約7種類のフードメニューとドリンクメニュー約15種類、アルコール約10種類を提供する。

 メリーズカフェのみわさんは「フラッと立ち寄れるような、街に根付いた親しみのある店を目指したい」と意気込みをみせ、伊藤さんは「寂しくなった時や誰かと一緒にいたい時などにも、足を運んでもらえれば」と話す。

 営業時間は7時~21時ごろ(日によって異なる)。

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