仙台駅前の複合ビル「アエル」(仙台市青葉区中央1)内のホールで1月28日、コスプレイベント「仙台コスプレファイヤー」が開催された。
同イベントの主催は、同人誌即売会や各種イベントの運営、書籍・コミックの通信販売などを行うユウメディア(東京都台東区)。東北では青森、盛岡、山形でも開催され、仙台では今回が13回目となる。
10時30分の開場前から、ホールの前には仙台を中心に県内や近県から駆け付けた参加者が大きな荷物を持って集合。開場後、参加者は思い思いのキャラクターに扮してポーズをとったり、コスプレイヤー同士の交流を楽しんだりしていた。事務局によると今回の参加者数は約600人で、男女比は男性=3:女性=7。学生を中心に「低年齢層の参加者が増え、コスプレイヤーのすそ野の広がりを感じる」(事務局)という。
イベント責任者の佐々木臨さんは「メディアでオタク文化が注目されていることもあり、参加者は増加傾向にある。仙台では駅から近く利便性の高いアエルを会場にしているため、初心者の方でも参加しやすいイベントと認識されているようだ。今後も幅広い層に参加してもらえれば」と話している。
次回の開催は3月11日で、同会場を予定している。