オリジナル着物の製作・販売を行う「Kimono Magic HORONIC」(仙台市青葉区中央2、TEL 022-215-6229)が4月14日、移転リニューアルオープンした。
同店は「若い人でも普段着のように着られる着物を提供したい」という思いから2006年2月、青葉区一番町の「ボンボン会館」内にオープン。同所で約2年間営業を続けたが、約4坪という店内スペースが手狭になったため、広い場所への移転を決意した。移転後の店舗面積は約12坪。
新店舗の内装はスタッフの手作りで、ピンクと黒を基調とした柔らかい雰囲気が特徴。半分を販売スペースとし、残り半分をワークショップや和裁教室などに利用するフリースペースとした。仙台では珍しい男性の着付け教室も予定しているという。
同店で取り扱う商品はデザインから製作まですべてが手作り。レースやフリル、ラメなどを使用した「今までにない新感覚の着物」を提案する。「着やすい、買いやすい、扱いやすいキモノを普段着に」というコンセプトから、価格は1着=14,000円~、一式=3万円~とリーズナブルな設定にした。リニューアルオープンを機に、オリジナルオーダーの鼻緒や草履の販売も始める。
13日にはオープンに先駆けて「お披露目会」を開催。桜の花をイメージしたクッキーや桜色のマカロンツリーを用意し、着物姿の常連客らを出迎えた。同店オーナーの佐藤宏美さんは「『古くて新しい』という感覚で、和の文化の良さをもっと知ってほしい。ワンピースを着るのと同じように、着物をもっと身近に感じてもらえれば」と話す。
営業時間は12時~20時。水曜定休。
創業1897年、老舗博多織元が直営店-30代男女ターゲットに(六本木経済新聞)松本パルコに着物・和装小物店「ふりふ」-春のリニューアルで(松本経済新聞)「神楽坂」がさらにあでやかに-老若男女が「着物姿」で練り歩く(市ケ谷経済新聞)Kimono Magic HORONIC