宮城県白石市で現在、東北応援キャラクター「東北ずん子」をテーマにしたスタンプラリー「ずん子のしろいし しろ雪スタンプラリー」が行われている。
萌(も)えキャラによる地域活性「萌えおこし」を目的に2013年8月から開催され、今回で5回目を迎える同企画。昨年夏の前回は、20~40代のずん子ファンや親子連れを中心に幅広い層が県内外から参加し、203人が「完全制覇」した。
今回は、「白石市にあるという雪のかけら(スタンプ)を集めると良いことが起きる」という話を聞いてやって来たずん子と一緒に、白石に散らばる雪のかけらを集めるという内容。スタンプの絵柄は雪の結晶をイメージした六角形にあしらった。
スタンプ台の設置は、「小十郎の郷」「ももの木」「スズキミート」「壽丸屋敷」「やなぎや」「神明社」「明石バジェーナ」「ドルフィン」「きちみ製麺」「大庭スポーツ」「みやぎ蔵王白石スキー場(2個)」の11カ所。仙台市泉区の「コワーキング・カフェmag」と東京都内の阿佐ヶ谷アニメストリート(杉並区)には、いずれかのスタンプの代わりになる「Xスタンプ」を置く。
スタンプカードは、白石駅構内の白石市観光案内所と各スタンプ設置場所に用意。期間中、既定数のスタンプ(3個・9個・12個)を集めた参加者に東北ずん子オリジナルグッズを進呈するほか、12個収集した人に認定証を授与する。
同企画に合わせて、みやぎ蔵王白石スキー場や市内商店街で東北ずん子の歌声を流すなどのタイアップ企画も展開。「領収書にオリジナルのイラストを付け加えてみたり、ずん子ちゃんをイメージしたジャージー(ずん子ジャス)を販売したり、今回も各参加店それぞれが工夫を凝らし、楽しみながら準備している」と同企画担当者。「ずん子ちゃんファンの方をはじめ、たくさんの方に参加いただき、白石を楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。
3月1日まで。