仙台市交通局が11月30日、「地下鉄東西線トンネルウォーク」を開催する。現在、参加者を募集している。
仙台市地下鉄東西線は、太白区の動物公園から若林区の荒井まで約13.9キロ・13駅を結ぶ路線。1987(昭和62)年に開業した南北線に続き、市交通局2本目の地下鉄路線となる。総建設費は2,298億円。現在の工事進捗状況は約8割で、2015年の開業を目指す。
地下鉄東西線の特徴や魅力を市民に伝えようと、6月に「広瀬川橋りょう市民見学会」、9月に「地下鉄東西線見学ツアー」、10月に「車両内覧会」を行っており、今回が4回目の企画となる。
見学ルートは、国際センター駅~青葉通一番町駅までの約1.5キロメートル。橋りょうおよびトンネル内を職員の説明を受けながら歩き、施設の状況を見ることができる。
10時から14時20分までの計10回を用意し、1回あたりの所要時間は1時間30分。対象は小学5年生以上(小学生は保護者同伴)、定員は各回30人。
同局東西線建設本部管理部管理課担当者は「地下鉄東西線はリニアモーター式車両の採用によりトンネルや軌道に特徴があり、2013年度土木学会賞の田中賞を受けた広瀬川を渡る橋りょうも大きな魅力。ぜひ市民の皆さまに、この魅力をお伝えできれば」と参加を呼び掛ける。
応募締め切りは今月13日(応募多数の場合は抽選)。