仙台市青葉区のクリスロード商店街にあるラーメン専門店「天下一品」中央通り店(仙台市青葉区中央2、TEL 022-214-3110)に「奥の席」ができて1カ月がたった。
京都の屋台を原点とし、全国に200店以上を展開するラーメン店「天下一品」。宮城県内では「こむらさき」(仙台市青葉区春日町)が1985(昭和60)年から天下一品ラーメンの提供を開始。現在は、中央通り店、仙台バイパス店(太白区郡山字新橋南)、明石台店(富谷町)のFC3店舗を展開する。
今回、中央通り店隣の空き店舗を使用して店舗を拡張。「オープン時から通路に『ラーメン横丁』というちょうちんを付けていたのだが、今年ようやく念願がかなった」と同社広報担当者。奥の席の店舗面積は17坪で、席数はカウンター・テーブル計17席。
奥の席限定メニューとして、土鍋シリーズ3部作「土鍋Wチーズラーメン(こむすび付き)」(900円)、「土鍋つけ麺 濃厚魚介風味」(950円)、「土鍋ホルモンラーメン」(1,100円)を提供。従来メニューの「天下一品ラーメン」(750円)、「天下一品ラーメン大盛り」(950円)も取り扱うが、麺は中央通り店の麺よりも「ちょっと太めのモチモチ麺」を使う。
「パリパリ餃子」(300円)、「チーズ餃子」(350円)、「さきいかキムチ」(300円)などの副菜や、「味玉」「メンマ」「九条ネギ」(100円)などのトッピングも用意。「今後もどんどん新しいメニューを展開していく予定」(同)。
オープン後は天下一品ファンの男性客を中心に、会社員やカップルなど幅広い年齢層が来店。最近は20~30代の女性客も「急増中」だという。同担当者は「天下一品ファンの中には全店制覇をする方もいらっしゃるが、マニアのお客さまがわざわざ来て食べるだけの価値のあるラーメンを提供したい。天下一品の魅力にまだ気付いていない方も思いがけずハマってしまうような店にできれば」と意気込む。
営業時間は11時~24時(金曜・土曜・祝前日は翌1時まで)。