
仙台駅前「アエル」(仙台市青葉区中央1)5階の「仙台市情報・産業プラザ ネ!ットU」で1月25日・26日、企画展「グラフィックトライアル in 仙台 “おいしい印刷”」が開かれる。
第一線で活躍するクリエーターと凸版印刷のプリンティングディレクターがタッグを組んでさまざまな印刷実験を行い、新たな印刷表現に挑戦する「グラフィックトライアル」。2006年から行っている。
同展は昨年6月~8月に東京「印刷博物館 P&Pギャラリー」で行った展示の巡回展。「さまざまなクリエーターの方々から東京以外での開催を期待されていた。昨年仙台で開催したところ好評の声を頂いたので今年も行うことになった」(同イベント担当者)。
テーマは「おいしい印刷」。展示作品は、グラフィックデザイナー・勝井三雄さんと未来開発ユニット・AR三兄弟の「ひとの五感に挑戦する」、アートディレクター/コミュニケーションディレクター・森本千絵さんの「印刷でコラージュする」、グラフィックデザイナー・三星安澄さんの「モアレのひかりもの」、アートディレクター・竹内清高さんの「印刷の“隠し味”と“仕上げ”」。
それぞれ凸版印刷のプリンティングディレクターと共に印刷実験を重ね、グラフィック表現の可能性を探り制作。特殊印刷・加工は使用せず、一般的なオフセット印刷を用いているのが特徴。ポスター作品計20点のほか、実験過程で制作した印刷物を併せて展示する。「試行錯誤した集大成の作品と実験の過程の印刷物を手に取ってご覧いただけるようになっている」(同)。
「印刷に詳しくない方でも楽しめる内容なので気軽にご来場いただければ」と担当者。開場時間は10時~18時(26日は17時まで)。入場無料。25日にはトークイベントも予定する(定員80人、事前予約制)。