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仙台のセレクトショップに復興支援ブレスレット-石巻の企業が共同で開発

「マーブル」店長の笹山さん。腕に巻いているのが「Chos We Will Never Forget Bracret」

「マーブル」店長の笹山さん。腕に巻いているのが「Chos We Will Never Forget Bracret」

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 仙台市青葉区のストリート系セレクトショップ「Marble(マーブル)」(仙台市青葉区大町2、TEL 022-711-5533)が1月14日から、復興支援ブレスレット「Chos We Will Never Forget Bracret」の販売を始めた。

3タイプのブレスレット

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 東日本大震災で被災した地元企業が協力し合い、事業再生に向けて商品を製造・販売する「東日本大震災被災地復興支援プロジェクト」の一環として生まれた同商品。石巻の老舗ウェットスーツメーカー「モビーディック」とアパレル店「レイダース」が昨年6月に共同開発し、これまで約2000本を売り上げた。

 仙台での取り扱いは今回が初めて。同店の本社も石巻で被災したが、「中小企業の復活なくして復興などあり得ないという言葉に勇気づけられ、プロジェクトに参加させていただこうと決めた」(同店の笹山真弥店長)。

 商品は、日本各地のサーファーやダイバーが、海に沈んだ仲間への哀悼と復興への祈りを込めて着用した喪章を基に、日常的に身に着けられるブレスレットに仕上げたもの。素材は、モビーディックが生産するウェットスーツの廃材を再利用。工場で被災した職人が一つひとつ手掛け、仮設住宅で暮らす人たちにも内職を委託している。

 幅約2.2センチでギザギザの白いステッチが特徴のタイプA(1,100円)、細くひも状に縫い上げてタグで巻いた2連のタイプB(880円)、1連のタイプC(580円)の3種類を用意。いずれも「We Will Never Forget」のメッセージが刻まれている。

 笹山さんは「経済的な支援を長く続けていくことが復興につながると考えている。より多くの方にこのプロジェクトを知っていただければ」と購入を呼び掛ける。

 営業時間は11時30分~19時。

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