スカパー! は、プロ野球を盛り上げるべく、2012年よりセントラル、パシフィック両リーグが制定する月間「スカパー! サヨナラ賞」に協賛しています。本賞は月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打を放った選手を両リーグから1名ずつ選出し、スカパー! よりトロフィーと賞金30万円をお贈りするものです。
10月22日(水)、月間「スカパー! サヨナラ賞」9・10月度の受賞選手に、セ・リーグは坂本勇人選手(読売ジャイアンツ)、パ・リーグは小郷裕哉選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)が発表され、各会場で表彰式が行われました。
【9・10月度「スカパー! サヨナラ賞」表彰式の様子】
≪受賞選手コメント≫
◆坂本勇人選手(読売ジャイアンツ)
4度目の受賞ということで、こうして何度も選出いただくことができ、普段の練習を頑張っていて良かったなと思います。阪神タイガースとのレギュラーシーズン最終戦ということもあり、非常に良い緊張感の中、サヨナラ打を決めることができて嬉しかったです。
これからもチームの勝利に貢献できるよう、そしてファンの皆様の期待に応えられるように頑張ります!
◆小郷裕哉選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)
数ある名場面の中から自分のプレーを選んでいただきありがとうございます。延長12回まで続いたタフな試合でしたが、最後まで応援してくださったファンの皆様に勝利を届けることができて嬉しいです。
来シーズンはレギュラーを獲得し、3年連続「スカパー! サヨナラ賞」を獲得できるよう頑張ります。
応援よろしくお願いします!
≪受賞プレー概要≫
セントラル・リーグ 坂本勇人選手(読売ジャイアンツ)受賞4回目(2023年6月度以来)
坂本選手は、9月13日(土)東京ドームで行われた対阪神25回戦、9対10で迎えた9回裏、一死二、三塁の場面で、乱打戦に終止符を打つ逆転のサヨナラ2点安打を放ちました。
読売は初回に3点の先制を許すも、その裏に中山選手の満塁本塁打で逆転に成功。3回裏には岸田選手の2点本塁打でリードを広げるも、5回表に阪神の猛攻で7点を奪われ、6対10の苦しい展開に。7回裏に打線がつながり3点を返し、9対10で試合は9回裏を迎えました。四球、安打、犠打とチーム一丸で作ったチャンスで、打席には代打の坂本選手。阪神・ドリス投手との勝負は、フルカウントからの6球目を振りぬくと、打球は中前に抜ける劇的な逆転サヨナラ安打となりました。坂本選手の受賞は、2015年8月度、2016年5月度、2023年6月度に続き4度目の受賞となります。
パシフィック・リーグ 小郷裕哉選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)受賞2回目(2024年6月度以来)
小郷選手は9月15日(月・祝)楽天モバイルパーク宮城で行われた対千葉ロッテ23回戦、4対4で迎えた延長12回裏、無死走者無しの場面で右中間スタンドへ劇的なサヨナラ本塁打を放ちました。
この試合、初回に千葉ロッテが先制すると、4回表にも2本の適時打等でリードを4点に広げました。対する、東北楽天打線は4回裏に2点を返し、さらに6回裏、二死二、三塁の場面で石原選手が2点適時打を放ち、試合を振り出しに戻しました。以降、両チーム共に好機を生かせず、硬直状態が続き、試合は延長戦に突入。10回表からは7番手・津留崎投手が東北楽天のマウンドに上がると、2イニングを無安打無四球と完璧な投球を披露しました。12回表には8番手・江原投手が上がり、一死一、二塁のピンチを招くも、見事に併殺打で切り抜け、最終回の攻撃に全てを託しました。迎えた12回裏、代走から途中出場していた小郷選手が打席に。2球目の外角直球を力強く振りぬくと、打球は右中間スタンドに飛び込み、4時間21分の激闘に終止符を打つ劇的なサヨナラ本塁打となりました。球団通算2000号をサヨナラ本塁打という最高の形で飾り、スタンドは歓喜の渦に包まれました。
■月間「スカパー! サヨナラ賞」とは
(公式サイト:https://baseball.skyperfectv.co.jp/sayonara/)
月間「スカパー! サヨナラ賞」は、月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる賞として2012年に制定されました。スカパー! は、2006年シーズンから「プロ野球セ・パ両リーグ公式戦全試合、プレイボールからゲームセットまで放送」(※トップ&リレー、録画放送を含む)を掲げており、「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー! 」から多くのファンに、プロ野球中継最大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛しています。また、同様の趣旨のもと2009年シーズンから、レギュラーシーズンを通じて最も劇的なサヨナラ本塁打、またはサヨナラ安打等を放った選手に贈られる賞として「スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」を制定しています。