
2024年2月に実施した「高校生と企業の接点づくり作戦カイギ」の様子
開催の背景と目的
宮城県石巻地域では、高卒就職は売り手市場が続く一方で、早期離職が多いことが課題にあげられています。国の調査では、高卒1年未満の社会人の離職率は16.6%(R6年3月卒業者)※と高く、全国的な課題でもあり、人手不足に悩む企業にとって大きな問題となっています。(※厚生労働省:新規学卒者の離職状況https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137940.html)
その一因として、高校生が十分な情報を得られないまま進路を決めてしまう状況も少なくありません。このような、高校生が「なんとなく進学」「しょうがなく就職」といった消極的な進路選択をしてしまう背景には、学校と企業の間にある情報や認識のズレがあります。
こうした課題の解消に向け、一般財団法人まちと人と(代表理事:斉藤誠太郎)は「合同会社まちひとワークス(代表社員:松本裕也)」と共催で、高校教員と企業担当者が直接対話する「高校と企業の『リアル』をつなぐ情報交換会」を開催します。
本企画は、2024年2月に実施した同様の意見交換会で多く寄せられた「高校と企業が課題や実情を共有する場が圧倒的に不足している」という声を受けて実施されるものです。
制度や時間の制約、生徒の実態、企業現場の空気感など、日常的には共有されにくいお互いの“リアル”を持ち寄り、相互理解を深めることを目的としています。
また、今後の定期的な開催を見据え、顔の見える関係を築くことで将来的な連携や継続的な対話につなげ、地域全体で高校生の進路を支える土台づくりを目指します。
高校と企業の「リアル」をつなぐ情報交換会の概要

前回実施した時の様子


2024年2月実施の同様の企画※(高校教員:10名、企業:20社22名、行政職員:4名参加)では「高校生と企業の接点をどうしたら増やせるのか?」をテーマに話し、以下のような意見・課題感・アイデアが出てきました。このような様々な意見が出た中で、最も多かった意見は「そもそも、このような高校と企業の課題共有・相互理解がもっと必要」でした。
※ R05第3回人事研究会「高校生と企業の接点づくり作戦カイギ」(石巻人事部主催)
https://www.facebook.com/ishinomakijinji/posts/pfbid0Jjg5A1C4iFvvtnRoxrJEyWY2xE6gjKqxkSrZ6PrUrmUkZEUDvnvr97ej4RajRSF2l
【意見・課題感・アイデア(一部抜粋)】
・高校生が地元の企業について知る機会が少なく、その結果入社後のギャップで早期離職が多い。
・学生が進路について本格的に意識し始めるのが3年生4月頃と遅く、情報収集の時間が少ない。
・企業にどれくらい生徒を預けてもいいのか?(高校)
・どうしたら学生に紹介してもらえるのか?(企業)
・地元に残った人だけでなく、一度地域外に出た人にもアプローチできるよう、地元企業の情報発信
プラットフォームを作ってはどうか? etc.…
主催団体(合同会社まちひとワークス)について
一般財団法人まちと人とは「石巻地域のすべての若者が超!自己実現できるまち」をビジョンに掲げ、学校・行政・地域と連携しながら、高校生を中心とした若者の様々なチャレンジや成長をサポートする活動を行っています。
そして2025年4月に、私たちのパーパスである「まちが人を育み、人がまちを豊かにする」循環をさらに加速するため、関連会社として「合同会社まちひとワークス」を設立しました。
まちひとワークスでは特に「人がまちを豊かにする」事業として、石巻地元企業の人材育成事業や採用支援事業、それらを地域ぐるみで推進する「地域の人事部事業」等に取り組んでいます。
■一般財団法人まちと人とHP:https://machihito.jp/
■合同会社まちひとワークスHP:https://machihitoworks.studio.site/

まちひとワークス立ち上げメンバー