JR仙台駅(仙台市青葉区中央1)2階イベントスペースで9月2日から、「“PHOTO IS”10000人の写真展」が開かれる。
同展は、富士フイルム(東京都港区)が2006年から毎年開催している日本最大級の参加型写真展。今年は7月22日の東京を皮切りに大阪・広島・仙台・福岡・札幌・名古屋など全国29会場を巡回する。
写真に込めた思いを作品に書き添え、応募者が希望する会場で展示するのが特徴。今回は全国の1歳~93歳の幅広い層から、過去最多となる1万7051点の応募が寄せられた。
仙台では応募作から約700点を展示。特別展として、被災地で活動を行う「写真救済プロジェクト」の記録、震災で大きな被害を受けた石巻・渡波中学校の1年生と石浦中学校の2年生が「写ルンです」を使って撮影した作品「前を向いて歩こう」の展示も行う。エスパル仙台1階・エスパルスクエアでも特別展を開くほか、「フォトブック」の無料作成やアルバム作りのワークショップも。
同社広報担当者は「今回は『被災者の方々を写真とメッセージで応援したい』と、 仙台会場での展示を希望する作品が多数寄せられた。全国の皆さまからの写真とメッセージを、ぜひ会場でご覧いただければ 」と話す。
開催時間は、仙台駅=10時~19時、エスパル仙台=10時~21時。9月4日まで。