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仙台のギャラリーで企画展「作家のきもち」-作家が協力、売り上げ全額を寄付

ギャラリー杜間道で開催されている「作家のきもち」展。作家が手をかけて作ったぬくもりのある作品が並ぶ

ギャラリー杜間道で開催されている「作家のきもち」展。作家が手をかけて作ったぬくもりのある作品が並ぶ

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 仙台市青葉区の「ギャラリー杜間道」(仙台市青葉区春日町、TEL 022-224-7066)で4月17日、「作家のきもち」展が始まった。

展示作品の一部

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 震災後、4月1日に営業を再開した同ギャラリー。オーナーのみわみちこさんは「たくさんの方から温かいお電話を頂き、しぼんだ気持ちを立て直せた。私よりも大変な人はたくさんいる、ぼうっとしている場合じゃないと思い、街に活気を取り戻そうと店を開けた」と振り返る。

 同展では、作家の工房に控えてあった試作品や見本品、わずかな傷のある作品などを展示販売し、売り上げ全額を支援金として寄付する。「少しでも被災地の皆さんの役に立ちたい」と、県内や東北をはじめ国内外の作家が協力。作品は陶芸・金工・漆器・陶器・カバ細工・家具・写真・絵画など約200点で、随時追加していく。価格は100円台~10万円台(一部作品はオークション形式)。

 みわさんは「作家の皆さんの温かい気持ちがたくさん寄せられているので、余裕ができたらぜひお越しいただきたい。くつろいだり作品を眺めたりすることで、少しでも気分転換してもらえたらうれしい」と話す。「ものを作ることに対するこだわりや苦悩、喜びや面白さなど、普段は見られない作家の側面を見ていただく機会にもなれば」とも。

 営業時間は11時30分~18時30分。水曜定休。5月5日まで(残りの作品数によっては早期終了も)。

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