「仙台国際音楽コンクール」開幕、バイオリニスト40人が予選に挑む

600人を超える観客の前で課題曲を披露する出演者

600人を超える観客の前で課題曲を披露する出演者

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 仙台市青年文化センター(仙台市青葉区旭ヶ丘3)で5月20日、「仙台国際音楽コンクール」が開幕した。

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 同日から始まったのは、世界6都市でのオーディションを通過した40人がエントリーするバイオリン部門の予選。うち初日の出場者13人が、弦楽四重奏との共演で課題曲のシューベルト「ロンド イ長調D438(バイオリンと弦楽のための)」を演奏した。

 同部門で唯一の宮城県出身者、千葉さくらさんが出場したこともあり、この日の入場者数は600人以上。当日券は完売となり、エントランスホールに用意されたモニターで演奏を鑑賞する人や、驚いた様子で会場を後にする人も見られた。

 バイオリン部門の予選は22日まで。26日~28日にセミファイナル、6月1日・2日にファイナルが行われ、同3日には入賞者による記念ガラコンサートが行われる。セミファイナル以降は仙台フィルハーモニー管弦楽団との共演。

 主催の仙台市市民文化事業団では、コンクールの映像をインターネットで無料ストリーミング配信する。視聴できるのは各部門の予選以降すべての演奏で、各審査日の翌日11時から配信予定。

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