仙台の神社で「ねこまつり」-1,000人が参加、恒例のカウントダウンも

14時22分22秒に合わせて参加者全員で「さん、に、いち、ニャー」

14時22分22秒に合わせて参加者全員で「さん、に、いち、ニャー」

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 仙台市若林区の「少林(わかばやし)神社」(仙台市若林区南小泉1)境内で10月3日、「猫塚古墳ねこまつり」が開催された。

「仙台猫塚物語」の紙芝居

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 かつて「猫塚古墳」があったとされ、侍の妻を救って亡くなった猫の伝説が残る同所周辺。現在、少林神社の境内には「猫塚神社」と呼ばれる祠(ほこら)があり、数多くの招き猫が奉納されている。同祭はそうした地元の伝説を「たくさんの人に知ってもらい、猫にまつわるさまざまな催しを通して地域住民と楽しく触れ合ってほしい」との思いから2006年に初めて開催され、今年で5年目を迎えた。

 祭りでは、伝説にまつわる紙芝居や太鼓演奏、猫踊りや猫にまつわるクイズ、「最初はニャー」の掛け声で始まる「ニャーじゃんけん」などさまざまな催しを開催。隣接する南小泉公会堂とその周辺では、フリーマーケットや猫グッズの販売、猫の折り紙やエコバッグ作りのワークショップ、「猫の島」として知られる石巻市・田代島の写真展なども実施した。

 祭りには市民ら約1,000人が参加。猫の着ぐるみやメークを施した参加者、猫耳を付けた子どもたちも集まり、14時(午後2時)22分22秒には参加者全員で同祭恒例となる「さん、に、いち、ニャー」のカウントダウンを行った。

 同実行委員会の菅原正和さんは「来ていただいた皆さんの笑顔がとっても印象的だった。回を重ねるごとに、子どもから大人までみんなが楽しめる祭りに育ってきている。これからも皆さんに愛される祭りを目指していきたい」と話す。

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