仙台の若手飲食店オーナーによる食のイベント「SENDAI FOOD CONVENTION（センダイフードコンベンション）」が10月3日、仙台市青葉区のクラブ「yankee court」（仙台市青葉区一番町3）で開催される。

　仙台や近郊で飲食店を営む個人経営者が、各店「自慢の味」を提供する同イベント。「飲食店同士が刺激を与え合い、切磋琢磨（せっさたくま）できるコミュニケーションの場を作ること」「食の観点から地域を活性化すること」などを目的に昨年初めて開催し、270人を集めた。

　今年の参加店舗は、鷄料理の店「縁」、ラーメン店「くろく」、カレー店「Yaman」、焼鳥専門店「火鳥」、カフェバー「Salut」、ハンバーガー店「Nuggets」、イタリアンバール「primo」の7店。大郷町の「上杉農園」による野菜や加工品の販売、紅茶と酒の店「teato」による土産スイーツも提供する。

　立食形式で、メニューは「自家製ベーコンのカナッペ」「スモークチキンのクランベリーソース添え」「みちのく鶏と海鮮のクラムチャウダー」「鶏と蓮の松風焼」「比内地鶏スープの出し巻き卵」「モカジェラート エ マカロン」など12品を予定。「前回よりも『食』を強く意識した内容で、お客さまのおなかが満たされるように前菜から主食、デザートとしっかりとした構成になっている。食数も十分に確保しているので、お好きなものからお召し上がりいただければ」（同イベント広報担当者）。

　「老若男女問わず食やお酒に興味のある方、気軽に足を運べる店を開拓したい方、仙台近郊の同業者の皆さまなど幅広い層にお出でいただき、7つの飲食店のこだわりと心意気を料理で感じてほしい」と話す同担当者。「まだまだ小さなムーブメントだが、さらに大きなものにしていきたい。趣旨に賛同し、参加・協力してくださる飲食店も広く募れれば」とも。

　開催時間は、第1部＝13時～16時、第2部＝18時～21時。各回150人限定。前売りのみで、チケット料金は各3,000円（スパークリングワイン1杯と土産付き）。参加店舗などで販売する。