ブライダル事業を手がけるテイクアンドギヴ・ニーズ(東京都品川区)は、仙台市青葉区のゲストハウスウエディング施設「アーカンジェル迎賓館 仙台」(仙台市青葉区一番町1)の大型改装に着手する。
ハウスウエディング事業を展開する同社は、全国で62施設88会場を運営。同施設は今年でオープン7年目を迎え、現在まで1,000組以上の利用がある。
今回の改装により独立型チャペルを新設。現在のチャペルスペースはロビーに改装する。同社ウエディング事業本部・事業戦略室長の田部正樹さんは「年々拡大するゲストハウスウエディング市場において、他のゲストハウスとの差別化を図るため、ハードの見直しによる集客の競争力向上を図りたいと考えた」と話す。「仙台駅近くのウエディング施設では初の独立型チャペルとなる。挙式のバリエーションを増やし、多様化するお客さまニーズにお応えできれば」とも。
新チャペルの敷地面積は195平方メートル。純白で統一し、高さ13メートルのアーチ型天井と大理石を使用した10メートルのバージンロードが特徴。「杜の都」をイメージして祭壇後方に緑と水を配置し、「木々や光、流れる水音で神秘的な空間を演出する」という。着工は9月末で、来年1月のオープンを予定。改装により、同社では年間約1億5,000万円の売上増を目指す。
営業時間は11時~20時。火曜定休。工事中も休まず運営するが、12月のみ婚礼受注を止める。