仙台市青葉区の中華料理店「北京餃子」(仙台市青葉区一番町3、TEL 022-262-4363)が7月、「2010年上半期人気メニュー」を発表した。
同店は、ギョーザの製造販売を行う船田食品製造(利府町)が1977(昭和52)年に開業。「たくさん食べないと満足できない体育会系の方、食べ盛りの学生さん、毎日頑張って働いている会社員の方など、たくさんのお客さんに喜んでもらえるように」(同社担当者)と、低価格でボリュームのあるメニューを提供。20~30代前半の学生や会社員を中心に幅広い市民から親しまれる名物店で、開業から30年以上たった今でも1日平均約450人が来店する。
同ランキングは、利用客から人気メニューの問い合わせが多く寄せられたことをきっかけに、昨年末から実施しているもの。今回発表したのは、今年1月~6月に注文数が多かった人気メニューの15品。上位5位までのメニューは以下の通り。1位=「ギョーザ」(90円)、2位=「日替わりランチ」(530円)、3位=「豚バラ丼セット」(600円)、4位=「鶏レタスチャーハン」(550円)、5位=「サービスメニュー」(430円)。1位のギョーザは半年間で1万7,382食を売り上げた。
同社担当者は「うちはメニューが50種類以上と多く、お客さんが飽きないようにメニューの入れ替えも度々行うので、お客さんが何を食べたらいいのか分からなくなってしまうようだ(笑)。迷ったら人気メニューを参考に注文して、次にお出でいただいた時に違うものも試してもらえれば」と話す。最近、利用客の話題を集めているのは1キロの麺を盛り付けた「中華つけ麺」(490円)。「どんな人が食べるのかなと思っていたら、先日は女子高生が3人で分けて食べていた(笑)」。
担当者は「学生のソウルフードを目標に、社会人になって仙台を離れてからも『もう一度北京餃子のあの料理が食べたい』と思ってもらえるような店でありたい。これからも、うちでしか満たされないというお客さんのために、安くてボリュームのあるメニューを提供していきたい」と意気込む。
営業時間は11時~21時。