仙台駅前に6月28日、つけ麺・油そば専門店「麺屋政宗」(仙台市青葉区中央1、TEL 022-398-6370)がオープンした。
オーナーの丹野浩行さんは、ラーメン好きが高じて2004年にラーメン専門店「らーめんなると家」(名取市、TEL 022-383-7610)をオープン。「あっさりとした魚介系ラーメン」が話題となり、「毎日ランチタイムには店の前に行列ができる」ほどの人気店となっている。
「なると家には仙台からわざわざ来てくださるお客さまも多かったので、もっと近くでうちのラーメンを楽しんでもらえれば」(丹野さん)と新店出店を決意。当初は「なると家」の味をそのまま提供しようと考えていたが、「計画途中で急につけ麺屋をやりたくなった(笑)」ことから、新たにオリジナルつけ麺を開発。つけ麺・油そば専門店としてオープンした。店舗面積は20坪で、席数はカウンターとテーブル合わせ14席。
メーンメニューのつけ麺は、スープにネギ・チャーシュー・メンマ・魚粉をトッピングしたノーマルの「ツケ」(780円)など6種類。スープは鶏・豚・魚介など約40種類の食材を使用した「濃厚豚骨魚介系」、麺は国産小麦の甘さとモチモチとした食感が特徴の「浅草開化楼」(台東区)のストレート太麺「ふへん者」を冷や盛りで使用。スープを温め直したい客用に、テーブルにはIHヒーターを置く。
そのほか、トロ肉・メンマ・青ねぎ・味玉・のりがトッピングされた弱ちぢれ太麺をたれに絡めて食べる油そば「アブラ」「カラアブラ」(各730円)、「なると家」のラーメンに近い味わいの「伊達の塩そば」(690円)、「コクしょうゆらーめん」(730円)なども用意する。トッピングは「トロ肉」(120円)や「味玉」(100円)など4種類。
オープン後は20~30代の会社員を中心に、OLやカップルなどに利用されている。丹野さんは「まだオープンから間もなくバタバタしているが、今後はお客さまに喜んでもらえるような店にしていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~15時、17時~(スープがなくなり次第終了)。