![仙台駅東口にオープンした和風居酒屋「鳥の都」。「均一店のイメージを覆すような雰囲気を意識した」という店内](https://images.keizai.biz/sendai_keizai/headline/1276610870_photo.jpg)
仙台駅東口の商業ビル「Fタウンビル」(仙台市宮城野区榴岡4)3階に5月10日、和風居酒屋「鳥の都」(TEL 022-291-1129)がオープンした。
同店は、2008年に海鮮メーンの居酒屋「厳鮮素材おさしみ処 仙台夢語」としてオープン。約2年間営業していたが、消費者ニーズに合わせた「均一居酒屋」が東京都内などで増えていることから、「305円均一」の低価格店として今回リニューアルを図った。
店舗面積は約40坪。席数は、テーブル=24席、小上がり=61席。店内は濃い色の木目を基調としたシックで落ち着いた雰囲気が特徴。店長の戸村歩さんは「均一店というと安っぽい雰囲気になりがちだが、そういう印象の店にはしたくなかった」と話す。
フードメニューは焼き鳥(各2本)約30種類を中心に、揚げ物・焼き物・一品料理・サラダ・煮物・ご飯ものなど全65種類を提供。中でも「人気」は、「普通の焼き鳥屋さんの1.5倍はある」という「ネギ間」(塩・タレ)や、「明太マヨ」「楽天(トマトソース&ホワイトソース)」「ゆずおろしポン酢」「わさびのり」「梅しそ」など19種類のトッピングから選べる「つくね」。
そのほか、「豚ホルモン仙台味噌炒め」「たっぷり野菜の牛すじ煮込み」「豚の角煮」など「305円では食べられないお得感のあるものが人気」(戸村さん)。ドリンクメニューは、ビール、角ハイ、サワー、カクテル、梅酒、日本酒、焼酎など約30種類を用意する。
客単価は2,200円。平日は30~40代の会社員やOL、休日は20~30代の友人グループやカップルなどの利用が多く、「予想以上にたくさん食べて飲んで長居してくださるお客さまが多い」という。戸村さんは「サービスも料理も雰囲気もすべて自信を持って提供しているので、ぜひ足を運んでいただければ」と話す。
営業時間は17時~24時。