せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町、TEL 022-713-4483)で4月28日・29日の2日間、フィルム上映とライブ演奏のコラボレーション「Anders Edstrom+combopiano(アンダース・エドストローム+コンボピアノ)」が行われる。
アンダース・エドストロームさんはスウェーデン生まれの写真家・映像作家。フランスのアート誌「Purple」に創刊から携わり、日本でも「SWITCH」「X-Knowledge HOME」などの雑誌で活動。ファッションブランド「マルタン・マルジェラ」の写真を手がけたことでも知られる。今回上映されるのは彼の監督作品「one plus one 2」で、即興演奏の名手・デレク・ベイリーさんの晩年の姿をとらえたドキュメンタリー映画。
ライブ演奏を行うコンボピアノは、仙台在住の作曲家・渡邊琢磨さんがプロジェクトごとに編成する可変的なユニット。1999年のデビュー後、国内外のアーティストとさまざまなコラボレーションを展開し、冨永昌敬監督の「オリエンテ・リング」、松尾スズキ監督の「恋の門」などの映画音楽を提供。2月に発表したアルバム「Growing Up Absurd」では写真をアンダースさんが手がけた。
メディアテークの小川直人さんは「ワールドワイドに活躍する両者のコラボレーションがこの仙台で見られるのは素晴らしいこと。写真、音楽、映像などさまざまな分野で、クリエーティブなことに敏感な人たちにはぜひ見てほしい」と話している。
開催時間は、28日=19時~21時、29日=15時~17時。29日にはアンダースさんも来場する。入場料は、前売り=3,000円、当日=3,500円(学生は3,000円)。