仙台市青葉区に3月14日、ドネルケバブ専門店「テラトルコ」(仙台市青葉区上杉1、TEL 022-398-3690)がオープンした。
東京で勤務中、ドネルケバブに出会い「はまってしまった」という同店オーナーの竹腰良平さん。仙台に戻って来て専門店がないことを知り、「ケバブを出すカフェバー」の出店を決意。秋葉原の「スターケバブ」(本社=東京都台東区)で研修し、開店にこぎ着けた。
店舗面積は16坪。客席数はカウンター・テーブル・ソファ計21席で、ディナータイムはスタンディングでも利用可。「昭和レトロな雰囲気とヨーロッパ的な色合いを意識した」という店内の内装は、絵や造形などのアート活動も行う竹腰さん自身が手掛けた。
メニューは、ケバブ・キャベツ・タマネギ・トマトをサンドしたピタパンに、チリ・マイルド・ヨーグルトから好みのソースを選ぶことができる「ケバブサンド」(500円)と、十六穀米にケバブをのせて「野菜たっぷり甘辛インド風カレー」をかけた「ケバブカレー」(650円)の2種類。いずれもケバブは、ビーフ・チキン・ダブルの中から選べる。テークアウト可能で、店内のみスープとドリンクのセットメニュー(150円追加)も。
ディナータイムには「スタッフ一押しのまかない食をメニュー化した」という「ケバブチャーハン」(650円)や、「ケバブ(肉のみ)」(500円)、ピクルス、ミックスナッツ、オリーブなどの「おつまみ」(300円~600円)も用意。ドリンクは100種類以上をそろえ、アルコール=500円、ソフトドリンク=300円で提供する。
客単価は、ランチ=725円、ディナー1,500円。メーンターゲットは30代女性に据えるが、「性別・年齢・国籍問わず、オールジャンルの人たちに気軽に利用してもらいたい」と竹腰さん。「ケバブを仙台のファストフードとして定着させていきたい。イベントなども行い、ここを仙台のサブカルチャーの発信場所にしていければ」とも。
営業時間は11時30分~15時、18時~22時(金曜・土曜は24時まで)、日曜・祝日=11時~16時。