雨の中、耐久レースに観客2万4千人-仙台ハイランドで

スタート直前のメインスタンド前の様子。すでに追越禁止を示す黄旗が振られていた

スタート直前のメインスタンド前の様子。すでに追越禁止を示す黄旗が振られていた

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 仙台ハイランドレースウェイ(仙台市青葉区新川早坂、TEL 022-395-2120)で4月21日・22日の両日、「タイヤハウスベスト・スーパー耐久レース」が開催された。

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 同レースは国内唯一の本格的耐久レース「GTNETスーパー耐久シリーズ」の2007年開幕戦。ポルシェ911、フェアレディZ、BMW Z4、インプレッサ、ランサーエボリューションなど、市販の四輪車に改造を施した車で争われるのが特徴。宮城県内ではタイヤとホイールの専門店「タイヤハウスベスト」を展開する山内商会(宮城野区苦竹2)が協賛し、仙台ハイランドとスポーツランドSUGO(柴田郡村田町菅生)で2戦が行われる。

 22日に行われた決勝レースは霧と雨が著しく視界を制限する、ドライバーにとっては最悪のコンディションでスタート。レースの大半はセーフティーカーがコース上に入り、追越禁止のまま周回を重ねるという展開。最後は天候の回復が見込まれず、日没も近づいたため赤旗でレース終了という結果になった。

 そうした状況の中でも、レース場にはこの日だけで24,380人が来場。レインコートに身を包んだ観客が、スタンドからレースの行方を真剣に見守っていた。イベント広場では「センダイガールズプロレスリング」のエキシビションマッチも行われ、家族連れなどが楽しんでいた様子も見られた。

 同社販売企画部の武藤諭部長は「レースのほかにも独自のブースイベントを開催するなど、お客さまとの一方通行ではないコミュニケーションを図った。雨にも関わらず訪れたお客さまに楽しんでいただくことができ、大成功だったのでは」と話している。

タイヤハウスベストスーパー耐久シリーズ2007仙台ハイランドレースウェイ

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