カナダを拠点に世界で活躍するエンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」によるスーパーサーカス「ダイハツ コルテオ」仙台公演の開幕を前に3月26日、仙台放送(仙台市青葉区上杉5)で記者発表が行われた。
「葬列」をテーマに、1人の道化師が回顧する人生の「パレード」を幻想的なパフォーマンスで表現する同作。2005年にカナダ・モントリオールで初演以来、全米25都市で300万人以上を動員。国内では昨年2月の東京公演を皮切りに名古屋・大阪・福岡を巡回。これまで145万人を動員し、仙台が国内最終公演となる。
記者発表は、同局の情報番組「あらあらかしこ」とのコラボレーションで行われ、同番組メーンパーソナリティーを務める東京プリンの牧野隆志さんらが進行。ゲストに、同公演スペシャルサポーターの脳科学者・茂木健一郎さんと、「『シルク・ドゥ・ソレイユ』の大ファン」という矢口真里さんを迎え、同作の魅力や見どころを紹介。出演者のブルーノ・ガニョンさんも登場し、パフォーマンスを披露した。
茂木さんは「今日本人に一番必要なことは元気になること。それには、脳の前頭葉の楽観回路が働かなきゃいけない。そういう意味においては、コルテオは脳の深いところを元気にしてくれる演目」と、脳科学の視点から魅力を語った。
同作をまだ見ていないという矢口さんは「今日ばっちり予習したので、家族と仙台に来て迫力満点のパフォーマンスを見たい」と話し、「これを見逃すとロシアに行っちゃうので、近場の仙台でぜひ楽しんでほしい」と呼び掛けた。
公演期間は4月21日~6月6日(全64公演)。会場は「仙台・新ビッグトップ」(仙台市太白区あすと長町1)。チケット料金は、平日=6,000円~1万2,000円(小学生以下は4,000円~8,000円)、土曜・日曜・祝日=7,000円~1万3,000円(小学生以下は5,000円~9,000円)。