仙台で美術ワークショップの活動報告展-日替わりワークショップも

「芸術銀河×飛びだすビルド!のワークショップ展」日替わりワークショップの様子

「芸術銀河×飛びだすビルド!のワークショップ展」日替わりワークショップの様子

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 仙台市青葉区の「東北工業大学一番町ロビー」(仙台市青葉区一番町1、TEL 022-723-0538)で3月26日、「宮城県民文化創造の祭典 芸術銀河×飛びだすビルド!のワークショップ展」が始まった。

「芸術銀河×飛びだすビルド!のワークショップ展」展示の様子

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 「飛びだすビルド!」は県内のアーティスト集団によるプロジェクト。2007年から教育機関や文化・商業施設で体験型のアートワークショップを展開し、2008年度からは県主催の文化事業「芸術銀河」と連携し活動を行っている。メンバーは、アートインストラクター・銅版画家・写真家・デザイナー・建築家・詩人など10人。今年度は幼稚園や小学校、老人施設など約30カ所で出張ワークショップを開催した。

 同展では、「子ども部屋」に見立てた会場内に、子どもたちが制作した作品「マジックウィンドウ」を展示。そのほか、今年度開催した各ワークショップの様子を写真で紹介している。参加メンバーで建築家の大林政夫さんは「自分が子どものころ、こんなワークショップがあったら参加したかったと思う。なかったからこそ今、リベンジを懸けてやっているのかも(笑)」と話す。

 会期中、「カラーシルエットスプレー」「ヒミツのらくがき絵本」「飛び出すフォトメッセージカード」などのワークショップを日替わりで開催(参加無料)。同メンバーでアートプロジェクト「ビルド・フルーガス」(塩竈市)代表の高田彩さんは「最近の子どもたちにはエネルギーの発散場所が少なくなっていると感じる。美術に体当たりすることで発散できるような場を今後も提供していければ」と意気込む。

 開催時間は10時~20時(ワークショップは12時~17時)入場無料。今月31日まで。

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