仙台・定禅寺通沿いに12月10日、青森県産の食材を扱う和風創作ダイニング「HIBA(ヒバ)」(仙台市青葉区国分町3、TEL 022-263-0338)がオープンした。
同店は青森出身の店長・小林達也さんが開業。店名は青森の県木・ヒバから取った。小林さんは「青森にはホタテなどの海産物をはじめ、シャモロック、田子ニンニク、ナガイモなどおいしい食材がたくさんある。仙台の方々にも青森のおいしさをぜひ知ってもらいたい」と意気込む。
店舗面積は約25坪で、店内は黒や紫を基調とした和風モダンな雰囲気が特徴。席数は33席。カウンター席のほかに一面ガラス張りの小上がりも用意し、定禅寺通のケヤキ並木を眺めることができる。
利用客のほとんどがオーダーするという同店の看板メニューは、時間無制限食べ放題の「青森県産 活帆立の浜焼き」(1人390円)。「新鮮な生のホタテを、酒としょうゆ・バターだけで味付けした」シンプルな貝焼きで、女性客でも2個、男性客は5~6個食べていくという。
そのほかのメニューは、「田子にんにくの丸揚げ」(550円)、「八戸産 いかの一夜干し」(580円)、「エビ林檎マヨネーズ和え」(780円)、「青森五戸町産馬刺し」(1,200円)、「シャモロック鍋」(1,500円)など。「青森産長芋とねぶた漬けの和風リゾット」(750円)、「特製シャモロックだしのざるラーメン」(600円)など、締めの一品も。
ドリンクメニューは、ビール・焼酎・日本酒・酎ハイ・梅酒・ワイン・カクテルなど約70種類を、各400~550円で提供。日本酒は「喜久泉(吟冠吟醸造)」(420円)、「田酒(特別純米)」(450円)、「豊盃(特別純米)」(550円)など青森の地酒をそろえる。
客単価は3,000円~3,500円で、メーンターゲットは30代会社員。小林さんは「店内から見下ろす定禅寺通の景色に四季を感じながら、青森の旬の料理と酒を堪能していただければ」と話す。
営業時間は17時~翌1時(12月中は翌3時まで)。来年1月からはランチタイムの営業も予定する。