地域密着型「センダイガールズプロレスリング」がトーナメント戦

トーナメントに参加するセンダイガールズプロレスリングの5選手。写真左から金子友里恵選手、金成幸子選手、里村明衣子選手、金成知佐子選手、奥田朱理選手

トーナメントに参加するセンダイガールズプロレスリングの5選手。写真左から金子友里恵選手、金成幸子選手、里村明衣子選手、金成知佐子選手、奥田朱理選手

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 仙台を拠点に活動する女子プロレス団体「センダイガールズプロレスリング」が4月7日・8日、Zepp Sendai(仙台市宮城野区榴岡1)で「戦場~WAR~トーナメント」を開催する。

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 同団体は「みちのくプロレス」を運営するみちのくエンタテインメント(若林区土樋)の新崎人生社長が元GAEA JAPAN所属の里村明衣子選手を招き、同社の女子部門として2005年に旗揚げ。当時、プロレス経験者は里村選手のみで、ほかの4選手はまったくの未経験からのスタートだった。それでも厳しい練習を重ね、昨年7月には約2,500人の観衆を集めて旗揚げ戦を開催。以降もZepp Sendaiを満員にするなど、地域密着型のプロレス団体として興業を重ねてきた。

 トーナメントにはアジャ・コング選手、豊田真奈美選手、ダイナマイト・関西選手など、女子プロレス界を代表するメンバーが参戦。旗揚げ1年未満の団体による興業としては異例の顔触れがそろったことについて里村選手は「1戦1戦の地道な積み重ねで、お客さんだけでなく選手の間でも『仙女』に注目が集まった」と話している。それだけにエースである里村選手にとっては負けられない大会。「これまで暖かく見守ってくれた仙台のお客さんの前で必ず優勝して恩返しをしたい」(里村選手)と意気込みを語った。

 一方、いまだ勝ち星のない新人選手にとっても初勝利のかかった大事な大会となる。1回戦で同門対決を行うことになった奥田朱理選手が「そうそうたる顔触れの中に入ることができて幸せ。後押ししてくれる仙台のファンの方のためにも100%勝つ」と話すと、対戦相手の金成幸子選手も「正々堂々と闘ってきっちりケジメをつける。勝利後の笑顔を仙台のファンの方に見せたい」と話し、互いに譲る様子は見られない。

 試合開始は7日=19時、8日=15時。1回戦に勝利した8選手は5月6日、同会場で行われる2回戦へ進出する。

センダイガールズプロレスリング

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