杜の都の美少女を発掘-フリーペーパー「仙台美少女図鑑」創刊へ

仙台パルコ前で行われた「仙台美少女図鑑」登録撮影会の様子。第2号は来年4月発行予定

仙台パルコ前で行われた「仙台美少女図鑑」登録撮影会の様子。第2号は来年4月発行予定

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 全国各地で発行され話題を集めるフリーペーパー「美少女図鑑」の仙台版、「仙台美少女図鑑」が10月10日創刊する。

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 広告企画会社テクスファーム(新潟県新潟市)が2002年に創刊した「新潟美少女図鑑」に端を発する同媒体。「地方都市に美少女を増やそう」をコンセプトに、各地方の一般女性をモデルに地元のロケーションで撮影しているのが特徴。ヘアメークからスタイリング、撮影、制作まですべてを地元のクリエーターが運営するスタイルで全国に広まり、これまで群馬、大阪、名古屋、広島、沖縄などで発行。準備中の地域も含め約40都市を網羅する。

 仙台版の発行元は、企画・制作会社アルティ・プロダクツ 仙台サテライトオフィス(仙台市青葉区国分町1)。発行にあたって行ったモデル募集では学生やOL、主婦など10~30代の女性約400人から応募があり、その中から創刊号では30人以上を起用。今年6月から、三井アウトレットパーク 仙台港や仙台銀座、仙台朝市など、市内各所で撮影を行った。

 同オフィス代表の澤田幸治さんは、「仙台の普通の女の子をモデルに、仙台で手に入る衣装や小物を使って撮影している親近感のある写真集で、見慣れた街の新しい魅力を発見できるのも特徴。『仙台の女の子』をキーワードに、仙台を楽しく活気付けていきたい」と話す。

 9月26日・27日には仙台パルコ(青葉区中央1)前で、次号に向けた登録撮影会も行われ、2日間で約100人が参加。澤田さんは「東北人特有の気質というか、仙台には引っ込み思案な人も多いが、一歩を踏み出す勇気を持って自分の夢をつかむきっかけにしてもらえれば」と話す。

 発行部数は2万部で、A5判84ページ。仙台中心部のヘアサロンやファッションビル、カフェ、アパレル店など市内100カ所で無料配布する。

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