仙台市内のレストランカラオケ「シダックス」各店で9月14日、「ゴールデンエイジ・カラオケ大会」が開催された。

　同イベントはシダックス・コミュニティー（東京都渋谷区）が社会貢献の一環として2002年から実施。「敬老の日」にちなみ、60歳以上の高齢者を無料で招待して行った。

　8年目を迎えた今回は全国301店舗で開催。仙台では「仙台広瀬通りクラブ」（仙台市青葉区一番町4）、「仙台定禅寺通クラブ」（国分町2）、「仙台南吉成クラブ」（南吉成3）、「仙台西多賀クラブ」（太白区西多賀1）の4店舗で実施した。

　「仙台広瀬通りクラブ」には60歳以上の男女27人が参加し、広々としたゴールドルームで思い思いのおはこを熱唱。ドリンクやフードも提供され、参加者は終始にぎやかに会話や交流を楽しんでいた。

　同社によると、全国の施設利用者の約7％が60歳以上の高齢者で、利用率が1年前と比較して20％増加したという。シダックスグループ広報室の延井悠さんは「ルーム料金割引や和食・和室の採用など、高齢者の方に利用していただきやすい環境作りを行っている。3世代でのご利用に向けた取り組みにも力を入れていきたい」と話す。